夏になると半そでになったりするので、肌が見えるようになりますよね。肌が見えやすくなると肌のコンディションや体臭が気になったしませんか?
調査では21.2%もの男性が肌のコンディション(顔の乾燥、肌荒れ、脂症、ニキビなど)が気になると応えています。この調査で一番票を集めたのが体型でした。
匂い対策したいけど何を使えばいいかわからない……
正直なに使っても変わらないでしょ……
肌荒れ対策のボディソープってどんな成分入りなのか知らないしさ!
そんな風に悩んでいる方に一度試しに使ってみてほしいのが柿渋成分配合の石鹸やボディソープ!
実は夏には柿渋成分配合をパッケージに書いてある商品が約2倍も売れるようになるのです。CMでも見るようなボディソープにも配合されていることもある成分なのです。
今回は柿渋(カキタンニン)の効果と期待できる対策についてについて簡単にご紹介していきます!
柿渋成分の効果
まず柿渋とは何でしょうか?
渋柿の未熟な果実を粉砕・圧搾し、それを発酵・熟成させて得られる抽出液のことを指します。赤褐色の半透明の液体でタンニンを多量に含ます。
柿渋が石鹸やボディソープに配合される場合には、「カキタンニン」という名前に変わります。
消臭効果
汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類あります。このうちアポクリン腺から発汗される汗が体臭に関与します。
アポクリン腺から発汗される汗には、少量のたんぱく質が含まれています。そのたんぱく質が皮膚表面の細菌によって分解された際に、特有のにおいを発してしまいます。
カキタンニンは体臭(汗臭や加齢臭) 等に含まれる幅広い悪臭物質に対して消臭効果を示します。その中でも加齢臭の一種である不飽和アルデヒドを消臭する効果が高いことが立証されています。
そのため体臭対策にお勧めと言われています。
収れん効果
柿渋は肌を引き締める効果が高いといわれています。
人間は体温が上がると、体温を下げるために皮膚汗を出して体温を下げようとします。発汗するために毛穴が開きます。収れん効果はその毛穴を閉じるよう促す効果を期待されます。
カキタンニンはタンニンの中でも分子量が大きいために収れん効果が強いと考えられています。
抗菌効果
カキタンニンの抗菌力は高く、最近の研究では様々な病原菌やウイルスに対して抗菌力を持つと考えられています。
皮膚にいる菌が皮脂やタンパク質を分解する際に発生しますが、柿タンニンにはこういった菌の増殖を抑える効果があります。
抗菌力が高いからこそ消臭の効果も期待できるのですね。
柿渋でできる対策
このように消臭、収れん、抗菌効果が期待できる柿渋(カキタンニン)。
汗や皮脂で皮膚の上では菌が繁殖しやすい状況は想像できたと思います。それと同時に柿渋による働きで抗菌、消臭され、おまけに開いた毛穴も閉じてくれる働きは想像できたと思います。
それでは実際に柿渋成分配合のアイテムを使ったときに期待できる対策について簡単にまとめていきます。
匂い対策
消臭効果、抗菌効果のパワーで体臭を抑える効果が期待されています。
そのため男性用ボディソープなど体臭対策商品には活用されることが多い成分となっています。
肌の引き締め対策
柿渋の高い収れん効果によって毛穴を引き締めます。
毛穴が引き締まることによって、肌表面の凹凸が小さくなり、肌が滑らかに見えます。
ニキビ対策
ニキビとは肌にアクネ菌が増えることによって毛穴が詰まって炎症を起こすものです。
抗菌効果によって菌を少なくし、収れん効果によって毛穴を引き締めることによって、毛穴でのアクネ菌の増殖を防ぎニキビのできにくい肌状態を導きます。
実は背中は全身の中でも皮脂分泌が多いうえに汗をぬぐうような対策が取りにくい部位。アクネ菌にとっては繁殖の好条件がそろっています。
柿渋(カキタンニン)配合商品を使うことによって、アクネ菌の繁殖を防ぐだけでなく、毛穴に入らせないように収れんすることができます。なので、背中ニキビで悩む人にも使ってほしい成分なのです。
柿渋は夏にぴったりな成分!
このように夏にはうれしい効果が多い柿渋成分。
消臭、収れん、抗菌効果が期待できる
匂い、肌の引き締め、ニキビ対策として用いることができる
夏に限らず汗の多い人やニキビの気になる人に使ってほしい成分です。一度ぜひ使ってみてはいかがでしょうか?
コメント