寒くなると必要になるボディの保湿
乾燥してガサガサするだけならいいですが、かゆみが出てくるのが嫌ですよね
人によってはかきむしってしまって内出血のようになってしまうことも
ダメージが蓄積してしまうと乾燥が治らず、かゆみが止まらないことも
そんな「肌のダメージが目に見えてわかるようになる」前に保湿して、対策を取りたいですよね
保湿することでツヤのある肌を作りやすく、乾燥に負けないようになります
しかし体の保湿は範囲も広くてめんどくさい!
そこで試したのが、浴室で体の水分をふき取りきらずにボディクリームをつける方法!
これがめんどくさくもないし、体の水分をきれいに拭きとる必要がないのでとっても楽!
体を拭く前とはびしょびしょの状態ではなく、手で水分を払った状態のことを指します
- おすすめの理由
- 注意事項
浴室で体の水分をふき取りきらずにボディクリームをつけると、どんな風に肌によくてめんどくさくならずに済むのか、毎月300人以上の肌のカウンセリングを行ってきたコスメコンシェルジュが詳しく解説していきます
おすすめの理由
なぜ浴室で体の水分をふき取りきらずにボディクリームをつけるのがおすすめなのでしょうか?
おすすめの理由は次の通り
- 環境が整っている
- 体の保湿構造と同じになる
- 服を着る前のほうが好都合なことが多い
環境が整っている
環境が整っているってずいぶんざっくりしているけどどういうことなの?
順番に説明していきましょう!
まずはクリームについて!
ボディクリームにしてもボディミルクにしても入っているのは油分
顔用スキンケアで例えるとボディミルクは乳液、ボディクリームは保湿クリームになります
油分の配合割合に多少差がありますが、どちらも油性の保湿剤
パンにバターを塗るときで想像してみてください
焼いてないパンとトーストしたてのパンでは、バターはどちらに塗りやすいでしょうか?
トーストしたてのパンですよね
浴室でボディクリームを塗るということは、「室温」も「体温」も高めの状態
肌も空気もあったかいなら、油分が早く溶けるので早くなじみますよね
肌へのなじみやすさで商品が作り分けられているけど、そもそもなじみやすい温度の高い状態がベストなのでは?
確かにわざわざ体温も気温も低い状況で塗るのは、ゲームをハードモードでプレイするようなものだよね
実はお風呂から上がる直前ってボディクリームを塗るには適した環境です
それならその環境を利用しないわけにもいかないですよね
実はこのお風呂で塗るのは肌にとってもいい影響があるのです
それではどんないい影響なのでしょうか?
体の保湿構造と同じになる
肌の中でうるおいを保つとき、水と油分でうるおいの層(皮脂膜)を作っています
顔の保湿をする場合、化粧水と乳液を付けるのも、皮脂膜を助けてあげるため
顔に皮脂膜と同じような保湿をするのならば、体にも同じように保湿してもいいのではないのでしょうか?
顔と体の肌に関する違いは以下の通り
違う点 | 顔 | 体 |
皮脂腺 | 多い | 少ない |
皮膚の厚み | 薄い | 厚い |
外的刺激 | 多い(皮膚が丸出し) | 少ない(服で隠れている部分が多い) |
このように、同じ皮膚でも違いがあるために、水分を与えなくても油分だけで足りるとも考えられます
本来ならば体にも化粧水をつけた後にボディクリームで保湿するほうが効果は高いですが、なかなかそこまでできないのが現状
また、お風呂は湯船に顔はつけませんが、体は湯船に入っていることから、しっかり水分は蓄えることができます
お風呂に長く使ったら指先の皮膚がぶよぶよになっているのは、水分がこれ以上入らなくなっている証拠
そこまで水分が多いと皮膚が柔らかすぎて悪影響が多いから避けたほうがいいよ!
誰かさんはしょっちゅうなっているけどね……
身に覚えのあること言われているけど、聞かなかったことにしよう……
このようにお風呂で水分をしっかり補えているからこそ、体の保湿は油分であるボディクリームで十分!
「もっとお肌を明るくしたい」「もっとお肌にツヤを出したい」という人は体にも化粧水を使うことをお勧めしますが、それ以外の人は油分の保湿だけで十分!
このように体の保湿構造を再現しやすいのは、体を拭く前だけ!
そして、体を拭く前のほうが効率的でもあるのです!
次に服を着る前だからこそ「効率がいい」から、おすすめな理由について解説します!
服を着る前のほうが好都合なことが多い
体の保湿って範囲も広いし服も着ていたらめんどくさくなりがち!
それなら服を着る前=お風呂で塗るほうが楽、だと思いませんか?
実際、体をきれいに拭く手間も省けますし、服をまくって保湿するめんどくささもありません
塗りにくい背中やおしりにも塗りやすいのがいいよね
実は皮脂腺が多いため、ボディクリームを塗る必要がない、と考えている人が多い背中
しかし、寒くなるとボディクリームを探す人にどこがかゆいかと聞いたら、多くの人がこう答えます
腕やすねがかゆくて困っている……背中もかゆくて目が覚めることが多いんだよ
意外と悩む人が多い背中の乾燥によるかゆみ
将来悩むことになるならば、背中も保湿する癖をつけておくほうが楽かもしれません
背中は皮脂腺が多いためニキビができやすい人が多い部分
炎症がある場合は保湿を避けることをお勧めします
また、おしりも服を着ていたら保湿がめんどくさく感じがちな部位
おしりは範囲が広いので、保湿するとモチモチ感が気持ちよくなりやすい部分
ボディの保湿のモチベーションを上げるためにも、保湿すべき部位ナンバーワンなのです!
これは完全に個人の感想です
このように服を着たが故におっくうになりがちなボディの保湿ですが、逆手に取れば服を着る前ならめんどくさくならずに済むかもしれません
浴室で体の水分をふき取る前にボディクリームを塗るのがおすすめの理由はこちら
- 体温が高くクリームは伸びやすくなる環境が整っている
- 湯船の水分を活用して体の保湿構造と同じになる
- 服を着る前のほうがクリームを塗りやすく楽できる
注意事項
ただし、今回紹介した方法はすべてのクリームでできるわけではありません
例えば私が一番好きなアベンヌトリクセラ
水分が多いとクリームが溶けてズルズルになって、逆に気持ち悪かったです
そのためアベンヌトリクセラは体の水分をよくふき取ってから使用しています
なので、全身で試し始めるよりも、すねや腕など、「ズルズルになったときでも洗い流しやすい部位」でまず試してみましょう
今回紹介した方法で塗りやすくなったのは、こちらのニュートロジーナインテンスリペアボディエマルジョン
まとめ:服を着る前のほうが好都合なことが多い
このように、浴室で体の水分をふき取りきらずにボディクリームをつけるほうが手間もいらずしっかり保湿できるのです
寒くなるとめんどくさくなりがちなボディの保湿
めんどくさくならず、しっかり保湿できる方法で乾燥に負けないうるおいを保てる肌を作りましょう
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