寒くなってきたら、手のケアでお世話になるのはハンドクリーム
あなたは手の乾燥をどこに感じますか?
私のTwitterのフォロワーさんに対して、手の乾燥はどこで感じるか調査を行いました
一見広い手のひらや手の甲で乾燥を感じる人が多いのですが、よくよく見てみると指の腹・爪周りに乾燥を感じる人も多め
もし選択肢を「指先(指の腹・爪周り)」「指の関節」「手のひら・手の甲」にしていたら圧倒的に指先を選択していた人が多いでしょう
食器洗いや手洗いをしっかりする人だと、油脂が取れて乾燥を感じやすくなるのは指先が多いです
仕事で水を使う人は関節のあかぎれに困って相談に来る人が多かったです
あかぎれに困って水絆創膏を塗る人も多かったです
しかし、ハンドクリームを指先や関節にしっかり塗れていたら、あかぎれがひどくなる人は少なかったかもしれません
なので、あかぎれの薬を買いに来た人にハンドクリームのぬり方を紹介してみました
こんな使い方知らなかったです!これからはこの方法にしてみます
そういわれて帰ったお客様はたくさんいました
後日来られた時にハンドクリームのつけ方をうかがうと、満足された方が多数。人によってはあかぎれはケガしているのと一緒のため治ってはいないものの、ほかの部位の乾燥度合いが劇的に改善していました
- ハンドクリームを指先を中心につける塗り方
- ハンドクリームを指先を中心につけるおすすめの理由
お客様の多くが驚かれた指先をしっかりケアできるハンドクリームのぬり方を、月間300名以上のお肌の相談を受けてきた元ビューティアドバイザーのコスメコンシェルジュが詳しく解説していきます!
ハンドクリームを指先を中心につける塗り方
普段やっている塗り方を紹介していくよー!
実は私の普段のぬり方はこのやり方!
指先のガサガサ対策にはこの塗り方が一番効果を感じやすいです
爪ささくれが気になっていましたが、最近はこの塗り方のおかげで気にならなくなりました
このケアは温められないので柔らかいクリームを使うのがおすすめ
- Step1指の第一関節にクリームを出す
手を軽く握ります
人差し指~小指の4指の第一関節にクリームを出します
- Step2指全体にクリームをつける
指同士をこすり合わせて指全体にクリームをつけていきましょう
この時になるべくまんべんなくクリームをつけていくことがおすすめ
出す量にもよりますが、2往復ほどしましょう
- Step3指のマッサージとツボ押し
その後、指の根元から指先に向かってマッサージをしながら爪先までつけていきましょう
爪先までつけることができたら、爪の根本(井穴)をぐっともみほぐしましょう
小指から親指まですべての指でマッサージしていくのがおすすめ
- Step4クリームを全体になじませる
指全部のマッサージが終わったら、今度は手の甲、手のひらの順番に手についているクリームをなじませましょう
手のひらにクリームをなじませるのを最後にすることで、手のひらがべたべたせずに済みます
手のひらにクリームをなじませるのを最後にすることで、手のひらがべたべたせずに済みます
動画でも解説していますので、併せてご覧ください
ハンドクリームを指先を中心につけるおすすめの理由
なぜこのやり方がおすすめなのでしょうか?
おすすめ理由として次の5点があげられます
- 乾燥を感じるのは指先から
- 関節にしっかりクリームが塗れるから手年齢が若く見える
- 手のひらがべたつくまでクリームが残らない
- 自律神経を整えるツボも押せる
乾燥を感じるのは指先から
アンケートの結果にもあるように、指先で手の乾燥を感じる人が約半数
手のひらにクリームを出してしまうとどうしても指先にクリームをつけるのが最後になってしまうことも
ガサガサが気になるのは指先なのに、手のひらにクリームが多くついてしまってもいいのでしょうか?
乾燥が気になるところには保湿をしっかりするほうがおすすめなので、指先にしっかりクリームをつけるこのやり方は指先の乾燥が気になる人にはお勧め
関節にしっかりクリームが塗れるから手年齢が若く見える
指先にクリームをしっかり塗れるということは、関節にもクリームをしっかり塗れます
関節をしっかり保湿することで手の年齢が若く見えます
年齢を感じるものの一つに「シワ」があります
関節は皮が伸び縮みするため、どうしてもしわがあります
そのシワ、乾燥してなくてもあるのに、乾燥したらしわが深くなりませんか?
深いしわは老けて見せる要因の一つ
クリームをしっかり塗りこむことで、乾燥が改善され、本来のしわの浅さまで戻っていきます
年齢は細部に出る、と言われるので、指から若く見せるのはほかの人との差別ポイントにもなります
指は意識しなくても見ることが多い部位なので、実はメンタルに影響を与えやすい部位なのです
病は気から、と言いますが、年齢も気から、なのかもしれません
このように乾燥をしっかりケアしながら、手の見た目年齢も下げてくれるこの塗り方
ハンドクリームをつけたてのあの独特のべたべたも軽減してくれるのです
手のひらがべたつくまでクリームが残らない
指先にクリームを出して手のひらに最後にクリームをなじませます。
そうすると手のひらにはべたべたが気にならない適切な量がつけられるようになります
そのため、ハンドクリームが大量について紙類が手に引っ付くことや、触ったものに広範囲でクリームがついてしまうことを防ぐことができます
ガサガサしないから、何かに触ったときの感触の悪さのストレスも感じにくくなります
保湿することで肌は守れても、小さいストレスが積み重なりやすかったのが、この塗り方のおかげで気にならなくなります
小さなストレスでも溜まってしまうと大きなストレスになるので、回避できるのは嬉しいですよね
このように小さなストレスを溜めない塗り方ですが、実は体のリズムを整える効果もあるのです
自律神経を整えるツボも押せる
爪の生え際の両角には「井穴(せいけつ)」というツボがあります
この井穴には自律神経を整える効果があります
自律神経とは、ご飯を食べたら胃が働きやすくしたり、寝ているときに体温を調整したりする、体のバランスを保つもの
ストレスがたまるとどうしてもこの自律神経のバランスが悪くなってしまいます
このバランスを整えるために簡単にできるのが、井穴のツボ押し
指それぞれで井穴を押したときの効果が変わってきます
指 | 効果 |
親指 | 呼吸器系の不調など |
人差し指 | 消化器系の不調など |
中指 | 耳鳴りや難聴などの耳のトラブル |
薬指 | 眠気覚ましに |
小指 | 生理痛や肩こりなど |
道具もいらず、どこでもできるのでハンドクリームをつけない時でも、10~20秒もみほぐすのがおすすめ
せっかく手のマッサージをするので、さらにリラックスすることができるので、一石二鳥ですね
このようにこの塗り方をすることで、自律神経のバランスまで整えることができるのです
指先・爪周りの乾燥が気になる人にこそおすすめ
多くの人が悩んでいる指先・爪周りの乾燥、ガサガサの感触
新しいやり方で今使っているハンドクリームの効果をあげませんか?
何気なくしているハンドケア、この機会につけ方を見直してみてはいかがでしょうか?
手のひらの乾燥が気になるときにはこちらの方法での保湿がおすすめ
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