去年使ってた日焼け止めが見つかった!
まだ残ってるしもったいないから今年も使っちゃえ!
もしかして顔に使おうとしてますか?
それ、肌トラブルの原因になるかもしれませんよ
去年使ってた日焼け止めがまだまだ残っているから使っちゃう人も多いですが、慎重な判断が必要になります
去年の日焼け止めを同じように使ってしまった場合、肌トラブルを起こす原因になってしまうことがあります
「春に肌トラブルが起きやすい……」そんな風に悩んでいる人は、実は去年の日焼け止めを引っ張りだして使っているのが原因かもしれません
一定の基準を作りその基準を通過したものを使うことで、日焼け止めを使いきれるうえに節約ができるようになります
去年の日焼け止めを使って問題ないかの判断基準について、月間300名以上のお肌の相談を受けてきた元ビューティアドバイザーのコスメコンシェルジュが詳しく解説していきます!
去年の日焼け止め使っていいの?
去年の日焼け止めは開封しているかどうかで、使っていいかどうか変わってきます
- 未開封の場合
- 開封済みの場合
この2点で使用しても大丈夫かどうかの判断基準を解説していきます
未開封の場合は使って大丈夫
化粧品は基本的に未開封の状態の時は去年購入のものなら使っても大丈夫です
保存料などが入っている場合、開けていないなら中身が変わることはありません
ただし直射日光が当たるところや温度変化の激しい場所に保管している場合は顔に使用するのは避けたほうがおすすめ
直射日光が当たるとどうしても温度変化が激しくなってしまいます
温度変化が激しい場所に置いておくことで、予想外の化学変化が起きて肌荒れの原因になってしまいます
そのため直射日光が当たるところや温度変化が激しい場所に置いてない限り、未開封の去年の日焼け止めは使っても大丈夫
開封済みのものは使うなら顔以外がおすすめ
開封済みのものは皮膚の薄い顔への使用を避けることがおすすめ
体の皮膚の薄さが10なら、顔の皮膚の薄さは1になっています
皮膚が薄いため肌トラブルが起きる可能性が高くなってしまいます
日焼け止めが顔用・身体用に限らず、開封済みの去年の日焼け止めは体に使うようにしましょう
首って顔扱い?体扱い?
首は顔扱い!だから去年の開封済みの日焼け止めは腕や足に使うほうがおすすめ
去年のものを使うときの基準
「去年の日焼け止めは顔以外に使いましょう」とは言いましたが、不安な時の判断基準は次の通り
匂いが変わっていないか
匂いが変わっている場合は思い切って捨てましょう
匂いが変わっている場合、中身が変性してしまって肌トラブルの原因になります
もし匂いが変わっていないのなら、前述のように体に使いましょう
体に使うことで肌トラブルの発生リスクを下げることができます
もし、去年使っていた時の匂いが思い出せない場合は捨てるほうがおすすめ
匂いが思い出せないということは、思い入れがない日焼け止めということ
使っていてキラキラする気持ちになれない日焼け止めは思い切って捨ててしまって、好みの日焼け止めを探すほうがおすすめです
パッチテストをしてみよう
パッチテストをしてかゆみや赤みが起きた場合は、クレンジングで洗って日焼け止めは捨てましょう
石鹸で落ちると書いてあるものでも、中身が傷んでしまっていた場合、石鹸でも落ちきれず肌トラブルを悪化させる危険があります
一部の商品ですが、石鹸では落ちなかったという実験データもあります
日焼け止め自体が匂いがある製品が多いので、どうしても匂いで判断するには限界があります
だからこそパッチテストでトラブルが起きないか確認することがおすすめ
使用感が変わっていないか
日焼け止めを出したときや伸ばしているときに、なんだかおかしいなと思った場合は、思い切って捨てましょう
パッチテストでは塗る範囲は狭いことから、中身の状態をしっかり確認することができません
日焼け止めをある程度出してみて、次のような状態の場合は捨ててしまいましょう
- かたまりが出てきた
- 伸びが悪くなっている
パッチテストだと、どうしても塗る範囲が狭くなってしまいます
そのため悪いものにたまたま当たらずに、たまたま肌トラブルが起きなかっただけの可能性も
安心して使うためにも、少しでもおかしいなと思ったら使用を避けましょう
スプレー型の日焼け止めの場合は?
読者の方から質問をいただきました
開封・未開封の場合でも顔への使用をせずに体に使用するようにしましょう
スプレー式の場合、開封未開封に限らず共通のチェックをしましょう
- 振ったときにカシャカシャ音がする
- スプレーするときの音にムラがないか
- 肌への刺激感を感じないか
- スプレー部分に塊ができないか
以上4点を確認してから使いましょう
もし1点でも不安なところがあるのなら廃棄するのがおすすめ
中身をすべて出し切った後、スプレーに記載してある廃棄方法で、お住いの地域のごみ捨てルールに合う廃棄をしましょう
スプレー式は顔に使用するのはあまりお勧めしません
スプレータイプの日焼け止めは顔への使用を避けるほうがおすすめです
スプレー式の場合、顔に噴霧するときには手に一度付けてペタペタと塗り広げるものが多くなっています
- スプレーのガスを吸引しすぎる可能性がある
- スプレーする距離が近ければケガする恐れがある
そのためスプレータイプはそもそも顔に使用するのはおすすめしません
スプレータイプのものは、髪や背中など、日焼け止めが塗れない・塗りにくい場所に使うようにしましょう
去年の日焼け止めは状態によって使用を決めよう
このように去年の日焼け止めを使えるかどうかは状態によって変わってきます
- 未開封の場合、直射日光や温度変化が激しい場所で保管していない時は使用できます
- 開封済みの場合は、匂い・パッチテスト・使用感に問題ない場合は体に使用しましょう
- 未開封でも直射日光や温度変化が激しい場所に保管していた場合や、匂い・パッチテスト・使用感に違和感を覚える場合は使用を避けましょう
去年の日焼け止めを使用する場合は、判断基準をしっかり守ったものだけを使用しましょう
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