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【超大事】化粧品のサンプリングがうまい人はお客様思いな理由

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美容
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化粧品を買うともらえることがあるサンプル
あなたはもらったその日に使ったことはありますか?

多くの人は「NO」だと思います

実際筆者が渡していた時もすぐに使ってくれるお客様は少なかったです
その時は自分のサンプリングスキルのなさを悔やみました

あなたはもらった化粧品サンプルはとっておきますか?

旅行の時に使おう!

と多くの人が保存していると思います。

そしていざ使おうと思ったときに、いつ頃もらったものかわからない、となりませんか?

実は化粧品には使用期限があります
サンプルも化粧品なので、もちろん使用期限があります

化粧品の場合、開けたら半年、開けずに2年、が目安の保存可能期間
もちろん保存環境によって使用期限は変化してきます

化粧品の場合、商品をもらって使用感に満足してもらえるのは大事です
でも本当にお客様のことを考えながら提案できるBAさんかどうかは、あなたの家にサンプルが眠っていないかどうかで判断できます

こんなことを書きます!

サンプリングスキルの大切さ

サンプルはどんなものがあるのか

サンプルはプレゼントではありません。
お店の人からの次のステップの提案です!



サンプリングスキルの高さは商品提案力の高さ

この話は商品を一つ以上購入した、もしくはほしいと思ったけど予算オーバーの時を仮定して話します
商品を買っていないけど試してみたいときなどにも活用できます

しかしこの話を利用してサンプルだけをもらいに行くことはやめてください
サンプルは商品と同じくらい価値があるものです
「今手元にそのアイテムがないから」「旅行用」でもらうのは絶対にやめてください

さんちー
さんちー

唐突に「サンプルください」という人って本当に多いのですよ

手元にそのアイテムがないなら買いましょう
旅行用でサンプルが欲しくても、旅行用で売っている商品を買いましょう

目的はないけどほしい」という人には極力サンプリングしませんでした
もし手出しをせずに(お金を払わずに)とりあえず商品を試したいならメーカーさんが行っているモニターキャンペーンに応募しましょう

ただしカウンターにチケットを持っていったらサンプルプレゼント、という企画をしている場合は積極的に活用しましょう

それではサンプルって何のために渡すと思いますか?

プレゼント、と思う人が多いと思います。
筆者がBA(ビューティアドバイザー)をしていた時も、BAなりたての時は「サンプルはプレゼント」だと思っていました
しかし、サンプルはプレゼントではないのです

サンプルはお客様へのお願いなのです
それではサンプルがプレゼントではなく、お願いなのか、の理由をご紹介していきます

サンプリング力=商品提案力

筆者自身、ほかのメーカーの商品をどうしても使ってみたいときにいろいろな化粧品カウンターに行きました
その時に多かったのは、BAになりたてのときの筆者のように渡して軽く説明する人

しかし、サンプリングの大切さに気付いてからはサンプリングスキルこそしっかり見ていました

本当にその商品がお客様に合っているか確認するなら、軽く説明せずに、今使っている商品やお手入れ状況を確認するはずです

サンプルはあなたの肌改善を最短でかなえる方法次回提案したいものの予習をお願いしているものです

サンプル=商品の予習のお願い

ではなぜサンプリングで商品の予習なのでしょうか?

何も知らない状態で商品の説明をされるとあまり頭に入らないからです
頭に入らないとは、使用方法や使用量など肌にとって必須事項の記憶が定着しないことを指します

たとえば紙飛行機を作ることを想定してください
1枚の紙を渡されてその時に折ってほしい折りかたをすべて説明されるより、

紙飛行機を作ってください

と言われてから、「特にこういう折り方をしてください」と言われたほうが、設計図がわかる分スムーズに折れると思いませんか?

化粧品の場合、口頭で説明されるだけの場合と

さんちー
さんちー

前回、渡したサンプルの使い心地はどうでしたか?

と聞かれた場合では、どちらが提案に対して知識や興味を持つことができるでしょうか?

もらったサンプルに対して調べることができる

商品に関する感想を言える分、何も知らない状態より商品に対して知識(使用感)がありますよね

使ってみたからこそ、効果口コミ価格を積極的に調べることができますよね
だからこそそのサンプルをいかに今晩のスキンケアで使ってみたいと思ってもらえるかどうかが、そのBAさんの説明スキルにかかってきます

さんちー
さんちー

サンプルとは次これを使うと肌満足度があがるというBAさんからの提案なのです

肌満足度が上がるためのアイテムを、すぐに使いたくなるような説明ができない、と考えると本来のその人の持っている説明スキルが弱いのかもしれません

もしそのメーカーの商品があなたの肌に合っているのならば他の人に説明してもらえるようにしてもらうほうがいいかもしれません

サンプルにも「旬」がある

ただし提案したいサンプルがないからしっかりしたサンプリングをできていない可能性があります
サンプルの在庫に絡めながらお話ししていきます

すべてのメーカーが次に提示している状態とは限りません

比較的もらいやすいもの

比較的サンプルの在庫が潤沢にあるのは「新商品」「そのメーカーの軸ブランドのスキンケア」です

新しく出る商品だからこそ、提案したい人は多くいます
そして新商品が気になるからこそ、新規でカウンターに足を運んでくださる人は増えます

足を運んでくださった方にしっかりサンプリングをできていないと商品がお客様の手元に行くことが少なくなりますよね

新商品はいかに多くの人に試してもらえるか、がその商品の運命を決めてしまいます
運命の商品にするためにメーカーさんも準備を行っている、と考えてください

多くのメーカーが、何個かブランドを出していると思います
その中でも、このCMはチカラを入れている」「よく雑誌に広告が載っている」商品は必ずあります
そのブランドが、メーカーにとって軸になるブランドだと考えてください
軸になるブランドでしっかり集客をしないと、なかなか新商品の開発ができません

軸ブランドがわからない場合は、どのポスターを目立つところに貼っているか、を確認するのが確認しましょう
ポスターが多い=宣伝したい、と解釈してみてください

広告費を使ってアピールしたいブランド=軸ブランド、だと考えればいいのです

比較的少ないもの

比較的少ないものは「シーズン違いのもの」「口紅のサンプル」です

「シーズン違いのもの」とはそのシーズンに必要になる人が少ないものです
例に挙げると、冬に汗皮脂に強い化粧下地やファンデーション夏に濃厚なクリーム、というものです

確かにニーズは多少なりあるかもしれません
しかし汗皮脂に困る人が多いのが圧倒的に夏です
冬には崩れより肌の皮むけのほうが気になりますよね

このようにシーズン違いのものはサンプルがない可能性のほうが高いので、サンプリングできない可能性が高いですよね

「口紅のサンプル」がなぜ少ないか
それは「似合う」「使える」がすぐわかるからです
似合う」かどうかはタッチアップしたらすぐわかります
使える」かどうかは1日つければわかることが多いです

また、口紅は構造上サンプルを作るのに適していない場合も多いので、そもそもの絶対数が少ない可能性もあります

そもそもとしてない可能性が高い

そもそもとしてないサンプルは「構造上難しいもの」「標準色以外のファンデーション」です

「構造上難しいもの」とは、日焼け止めや炭酸を使ったものを指します
製品の安定性が確保できない場合、サンプルを作れないことがあります
商品がある=サンプルも作れる、ではありません
それだけ繊細に作られているものだからこそ、肌に対してしっかり効果が出やすいものの可能性が高いです

炭酸を使った商品の場合、容器を作るのに経費が掛かりすぎることがあります
ヒット商品ならごくまれにトライアルサイズが出ることもあります
どうしても数回自分で試してみたいときは、トライアルサイズが出るのを待ちましょう

標準色以外のファンデーションのサンプルがないのには、使う人が少ないのが要因です
日本人の場合、約6割は標準色で対応ができます

また、サンプルはあくまで使用感を試してもらうためのものです
色味は残念ながら使用感に入りません

お店で選んでもらったものだと太陽光の下だと色味の差がある」と思った場合には半顔タッチアップしてもらって太陽光のしたで確認してください

標準色が明るすぎる場合はハイライトとして、暗すぎる場合はシェーディングとして活用しましょう
あくまで肌に合うかどうかを試すものがサンプルです

こんなBAさんからは買わないで!

それではサンプリングに関してこんなBAさんからは買わないで、というものをご紹介します

これはあくまで筆者の体験談です
サンプルがもらいやすい話し方を説明していますが、サンプルだけほしい人はマネしないようにしてください。

肌荒れは肌のコンディションを常に下げる可能性がある

ほかの人より肌荒れしやすく、いつも自分の肌コンディションには満足していません
悪いからこそ改善したくて

さんちー
さんちー

これなら肌の底ヂカラを改善できるのでは?

と新商品を試してみたくなります。

使える商品がわかったら極力変えないほうがおすすめです。

気になる商品

とあるとき気になったのが国内では有名メーカーの商品
特許製法を使って肌にも優しい、と言われているものですが、やっぱり化粧品は合う合わないはあります

どうしても試したかったので、メーカーのカウンターではなく化粧品店に行きました

その時に筆者の肌状態やトラブル歴も話して、「どうしても試したいのでサンプルってもらえませんか?」と頼みました

どうしても試したい場合はメーカーのコスメカウンターに行くのがおすすめです

スタッフの対応

そうすると言われたのが

この商品使って荒れたって話は聞きません、肌が弱い先輩も使えていますよ

でした
筆者はそのBAさんの言葉を信じて現品を買いましたが、期待を裏切って荒れてしまいました

そのお店では

サンプルはないがタッチアップならできますよ

と提案されました

スキンケアの話に限らずタッチアップはまず提案する手法です。
肌状態も確認できるので、違う商品の提案もできます。
そのため、商品使用感や肌効果での相違を防ぐことができます。

タッチアップではダメな理由

しかし筆者は1時間かけてそのお店に行っていました
もし荒れた時に1時間以上何も対策をとれないのはとてもしんどいのです

筆者もそんな遠いお店で買おうとしたことに落ち度はあります
しかしそこで「この商品使って荒れたって話は聞きません、肌が弱い先輩も使えていますよ」と言われずに、サンプル自体がないことを言われたらどうだったのでしょう

なぜこの人はサンプルが欲しいのか』を考えられるかどうかが、その人の説明力提案力につながると思います

筆者の思う素晴らしいBAさんの条件は、この時から「お客様の肌をきれいにする、お客様に最適な方法を提案できる」になりました

悲しいことに「お客様の肌をきれいにする、お客様に最適な方法を提案できる」BAさんはまだまだ少ないのが現状です

サンプリングスキルはお客様思いスキル

実はとっても大切なサンプリングスキル
正直商品説明だけでも大変です

だからこそサンプルの説明っておろそかになりがち

しかしそのサンプリングをうまくできるかどうかが、BAさんの本来持っている説明スキルが顕著に現れます

サンプリングスキルでその人自身が持っている説明スキルを知りましょう
サンプルにも旬があるので試したいものがあるときには旬を確認しましょう

BAさんはあなたの肌をきれいにすることが仕事です
その仕事の能力をチェックできるのはサンプリングスキルです
サンプリングスキルの高いいいBAさんと付き合っていきましょう!

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