家で魚を食べるときによく並ぶのが鮭。
そんな鮭の栄養、アスタキサンチンって聞いたことありますか?
聞いたことあってもなかなか栄養の効果って知らないかも……
そんななかなか知られていないアスタキサンチンの効果について、解説していきます。
アスタキサンチンの体に対する効果
肌も体の一部にはなりますが、きれいな肌は健康な体ではないと、なかなか作れません。
まずは健康面では、どのような影響があるのでしょうか?
アスタキサンチンは高い抗酸化力があります。
その高い抗酸化力が体の中では、具体的にどのようにはたらいてくれるのでしょうか?
チェックポイント
持久力アップ
抗疲労力アップ
眼精疲労軽減
体を動かすときにできる「エネルギー」と、体をサビさせる「活性酸素」が一緒に作られます。
そのサビさせる「活性酸素」を還元するチカラが高いアスタキサンチン。
体の中にサビが溜まると、疲れやすくなったりエネルギーをうまく使えなくなってしまいます。
そのサビを還元してくれるので、エネルギーをしっかり使いやすい環境に近づけてくれるのがアスタキサンチン。
アスタキサンチンは、その高い還元力に注目してスポーツ選手が摂取していることもあるのです。
目の筋肉(ピントを合わせるためにはたらく毛様体)の疲れを取る効果があるので、眼精疲労が気になる人にもオススメ。
このように、体の中の「サビ」を取る効果が高いアスタキサンチン。
サビを除去することで、さまざまないい影響を体に与えます。
それでは肌に対してはどのようないい影響を与えるのでしょうか?
アスタキサンチンの肌に対する効果
多くの化粧品にも使われているアスタキサンチン。
どのような美容効果があるのでしょうか?
チェックポイント
シミを予防する
しわを予防する
炎症を予防する
実はシミもシワも、アスタキサンチンの還元力によって予防することが出来るのです。
シミもシワも活性酸素の影響を受けて、発生します。
その活性酸素を還元してくれるのがアスタキサンチン。
シミの場合、ビタミンCを摂れば大丈夫なんでは?
実はアスタキサンチンとビタミンCでは還元するルートが違うのです!
だから「どちらか」よりは「どちらも」摂取するほうがおすすめなのです。
アスタキサンチンは、実は細胞膜全体に存在します。
アスタキサンチンが細胞膜全体にいることで、活性酸素が細胞内に寄せ付けないようにすることが出来ます。
そうすると肌へのダメージを減らすことが出来るので、肌の炎症を防ぐことが出来るのです。
肌荒れしやすい人には積極的に摂取してほしい栄養素だね!
このように肌にとってもいい影響を与えてくれるアスタキサンチン。
摂取目安や摂取方法はご存知でしょうか?
アスタキサンチンを摂取目安と摂取方法
なんとなく体にいいのはわかったアスタキサンチン。
それではどのくらい摂るのがいいのでしょうか?
摂取目安は、体重10㎏あたり2㎎です。
- 例えば体重60㎏の場合
- 60(㎏)×2mg=120㎎
一日の摂取目安量は120㎎になります。
意外とたくさんとる必要があるアスタキサンチン。
それではどのような食品で摂れるのでしょうか?
摂取方法は鮭や小エビの殻を食べることで摂取することがオススメ。
- 鮭の場合
- 紅鮭のような真っ赤なものがオススメ。
トラウトサーモンだと含有量が少なくなっています。
紅鮭の場合、100ℊあたり10㎎のアスタキサンチンが摂取できるといわれています。
- 体重60㎏の場合
- 一日に必要なアスタキサンチンは120㎎
鮭に換算すると1.2㎏の摂取がオススメ。
なかなか毎日摂るのは難しいですが、だからこそこまめに摂取するのがおすすめですね!
サーモン好きな子どもも多いから、積極的に食べさせたいですね!
アスタキサンチンで還元力を高めよう
このように体にいい影響を与えてくれるものの、なかなか摂取目安が取りにくいアスタキサンチン。
なかなか摂りづらいからこそ、普段の食事で積極的に摂取していきたいですね。
チェックポイント
アスタキサンチンは筋肉疲労を還元する
活性酸素を還元することで、シミ・シワ予防や抗炎症作用が期待できる
摂取目安量はかなり多いので、積極的に食事に取り入れる
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