敏感肌で肌状態がすぐに悪くなるのが本当に困る……
どうにか改善する方法はないかしら?
季節の変わり目や生理前など、肌の状態が揺らぎやすい人はスキンケアに悩んでいることが多いのです
悩んでいるからこそ、いろいろな商品を試して、結局何がいいのかわからなくなる……
そういう人は実は多いのです
スキンケアをいろいろ試すと、どの化粧品が自分に合っているか分からなくなり、場合によっては肌荒れしやすい状況を作ってしまいます
この記事をお勧めしたい人に挙げたような悩みを持っている人こそセラミドスキンケアを使うことで、肌を本来の状態に近づけ、肌トラブルが気になりにくくなります
この記事ではセラミドスキンケアがなぜ敏感肌の人の肌の変化に効果があるのか解説していきます
- セラミドスキンケアがおすすめの理由
- セラミドを失う要因
セラミドスキンケアがなぜ肌に変化を出すか、月間300名以上のお肌の相談を受けてきた元ビューティアドバイザーのコスメコンシェルジュが詳しく解説していきます!
セラミドスキンケアがおすすめの理由
セラミドスキンケアが敏感肌におすすめの理由は3つ!
- 肌構造そのものを補う
- 肌なじみが良い
- 敏感肌の人を想定して作っているものが多い
順番に解説していきます
肌構造そのものを補う
肌は本来「ラメラ構造」でうるおいを保っています
ラメラ構造とは水分と油分がミルフィーユのように10数~20層ほど重なっている構造を指します
このラメラ構造が外的刺激を肌の中に入れず、肌の外に潤いを逃がさないようにしています
このラメラ構造を作っている(画像で言うマッチ棒のようなもの)ものの一種がセラミドです
乾燥するとこのセラミドを失ってしまいます
セラミドを失うことで隙間ができ、肌の中に刺激が入ってしまったり、肌の外に潤いが逃げたりしてしまいます
セラミドを補うことはマッチ棒を補うこと
そこに水分を入れることで、肌は水分をため込みやすくなります
水分をため込みやすくなることで、ラメラ構造は再び理想のミルフィーユ層に戻ります
ラメラ構造を再構築すると外的刺激(乾燥や紫外線)から、肌を守るチカラが本来の役割を果たせる状態に戻ります
つまり乾燥しづらい肌を作りやすくなるのです
肌なじみが良い
「乾燥するとセラミドを失う」と言いましたが、失われるときは層でごっそり失うのではなく「虫食いされたみたいに穴が開く」イメージ
そのあいてしまった穴を補うのがセラミド
「欠けてしまったもの」を「補う」ので、パズルがハマるように、すっとハマっていくのです
そのため、肌の上で保湿成分が馴染むのを待つ時間はとても短く、「肌の上でべたべたする」という不快感を少なくしてくれます
本来の肌にないものや大きすぎるものを入れるのは、細いズボンを無理やりはいてウエストにお肉が乗るように、肌に浸透するのに時間がかかってしまったり、肌の上に成分が残ってズルズルする感触を与えてしまいます
セラミドを補うことは足りないものを肌に入れ込むことができるということ
足りないものを入れるので、隙間がなくなり肌が強くなるのです
敏感肌の人を想定して作っているものが多い
敏感肌の人はセラミドが失われやすいことが多いのです
敏感肌の人は「外的刺激に敏感に反応する」ことから敏感肌と言われます
外的刺激に敏感に反応するということは、刺激に対してほかの人より反応しやすいということ
化粧品の刺激とはつぎのようなものを指します
- 石油系合成界面
- 鉱物油
- 合成香料
- パラベン
- アルコール
これらの成分を使ってない商品が多くあるのが、セラミド系スキンケア
化粧品で荒れたことがあって、新しい化粧品を使うのが怖い
季節の変わり目には肌荒れしやすい
こんなお悩みを持っている人は外的刺激に弱いサイン
このようにセラミドスキンケアが肌に変化を出す理由は3つ
- 肌構造そのものであるセラミドを補う
- 欠けているセラミドを補うから肌なじみが良い
- 敏感肌の人を想定して作っているものが多いから肌ダメージを与える成分を使われていることが少ない
おすすめのスキンケア
じゃあどんなスキンケアを使うのがおすすめなの?
「セラミド」と書いてある商品を使うのが一番近道!
少し高価なものが増えますが、ラメラと記載してあるものも同様の効果が得られます
ETVOS モイスチャライジングセラム
肌になじみやすい5種類のセラミドを配合しています
セラミドEOPは肌に炎症が起きやすい人に不足しがちなセラミド
そのセラミドを補えるから、肌のバリア力を高めやすくなります
皮膚の代謝促進効果や血行促進で肌の体力を上げる花のエキスも使っているので、セラミドとともに刺激に強い肌を作りやすくなります
消炎作用や肌を引き締める効果がある花のエキスも入っているため、デリケートになりやすい肌のダメージを回復するチカラも高くなります
1ヵ月お試しセットが送料無料で試せるので、肌荒れしやすい時期の1ヵ月ほど前にセラミドスキンケアを試してみるのがおすすめ
白繭肌
ヒト型セラミドは肌になじみやすくてスキンケアの効果がしっかり出やすいセラミド
コラーゲン、ヒアルロン酸も配合されて肌のうるおい成分を補給しながら、肌のバリア力を高めてくれます
ヘパリン類似物質とグリチルリチン酸のダブル配合で炎症の起きている肌を鎮静させて、肌の内側から保湿するように働きかけます
美白成分として有名なプラセンタも入っていて、プラセンタは抗炎症作用が高いことでも有名!
肌に刺激を与えやすい、香料・着色料・界面活性剤・紫外線吸収剤・エタノール・鉱物フリーだから、刺激に弱くなってるかさつき・粉ふきが気になるときでも安心して使えます
キュレル ローション
全身に使える化粧水
花王のセラミドは柔らかくて肌になじみやすいのが特徴
ユーカリエキスを配合していることで、セラミドの産生促進もしてくれるから、自分でもセラミドを作れるチカラを高めることができます
どこでも買える商品ならキュレルで決まり!
Aoyama Labo 5種のセラミド化粧水
AmazonのPBのセラミド化粧水
1㎖1円以下の価格で使える化粧水
しっとりさせるチカラが高いのにベタベタにならないという、保湿苦手な人にぴったりな化粧水
「プチプラ」で使いやすいセラミド化粧水です
セラミドを失う要因
補うことの大切さはわかったけど、そもそもなんで失っちゃうの?
失わないようにする対策はあるの?
もちろんあります!
補うことも大切だけど、失わないようにしないと意味がないですからね!
失ってしまう要因は大きく3つ
- 洗顔で失っている人が多い
- 作るチカラが不足する
- こってりした使用感が嫌い
順番に解説していきましょう
間違った洗顔
セラミドは肌の表面を守っている角質層にあります
その角質層をこすってしまうことで、セラミドは失われてしまいます
こする代表例は洗顔
まずやめてほしい洗顔の例を出していくでー!
- ゴシゴシ洗顔
- シャワー洗顔
- ゴシゴシタオル
触ってないように思って意外と触ってるのが洗顔
触ってしまう原因は泡立てが少ないから!
洗顔は手を顔に対して平行に動かすのではなく、垂直に動かすもの
もしそれができていないのなら洗顔の泡立てが不十分な証拠なのです
泡を床に向けても落ちないようなしっかりした泡を作りましょう
洗顔の泡立て方については「洗顔の泡立て方は性格で決めよう!性格別おすすめ泡立て方法5選」をご覧ください
シャワー洗顔は水圧で摩擦が起きるので止めましょう!
手で流水をすくって肌にあてるのがおすすめ!
一般的なシャワーの水圧は肌にとって強くて摩擦の原因になります
摩擦でせっかく補ったり作ったセラミドを失ってしまうのはとてももったいない!
また、水温も高いことが多いので、肌にとっては悪い環境が整っているのです
そのため洗顔のすすぎは「ぬるま水の流水を手ですくって肌にあてる」
これで30回肌を流すのがおすすめ
シャワー洗顔がおすすめできない理由は「シャワーで洗顔するのはなぜNG?美肌のための洗顔に大切な2つの事」をご覧ください
ゴシゴシタオルもセラミドを失ってしまう原因
そんなにこすらなくても、吸水できるよ
意外と見逃しがちなのはタオルでの吸水
ついつい癖でタオルを顔に対して平行に動かしてしまいませんか?
洗顔と一緒でタオルも顔に垂直に当てればいいだけ
くぼみなどきれいに拭きとれない場合は、タオルを適切なサイズに折り曲げて軽く当てるだけで十分!
このように意外と肌をこすってしまう要因が多い洗顔
感想が気になる人は見直してみましょう
作るチカラが落ちる
セラミドはどのタイミングで作られるかご存知ですか?
基底層から角層に変化していく過程(ターンオーバー)の中でも顆粒層から角層の間でセラミドは作られます
このターンオーバー、年齢を重ねると徐々にスピードが落ちていきます
ターンオーバーのスピードが落ちると、実はセラミドを作るチカラも落ちてしまうのです
そのためターンオーバーを促して、セラミドを作るチカラも促すことが大事に
血液に流れて栄養が肌に届くので、血流を改善することと生まれ変わりやすくするために保湿することが大事になります
ターンオーバーを促すとは、これからできる肌を強い状態になるまで育てること
早すぎると未熟でバリア力の弱い肌になり、乾燥しやすくなります
遅すぎると肌の上に残ってしまい、トーンダウンやスキンケアアイテムの浸透を妨げます
肌が乾燥していると、ターンオーバーが早くなってしまい、肌がダメージを受けやすくなってしまいます
しっかり保湿して肌を潤わせましょう
化粧水でしっかりする方法は「「化粧水の適量ってどのくらい?」肌に必要な化粧水の量を知る方法」をご覧ください
温活は体を温めることで、血流を改善しやすくします
血液は肌に栄養を運ぶためのものなので、栄養が届きやすい環境を作ることも重要
血液が届きやすい環境で、「適度な運動」で血液を流して栄養を届けましょう
栄養が届くことで、ターンオーバーを促してバリア力の高い肌を作りましょう
しっとりした使用感が嫌い
BA時代、なぜか多かったのが乾燥しやすい人ほど保湿が嫌いだったのです……
もちろん私も例に漏れず保湿嫌いでした
本来の肌の構造上、保湿はされているものですが、アトピー肌や乾燥しやすい人はそもそも保湿されていない肌状態であることが多いのです
そのため保湿された状態が嫌いな人が多いのです
保湿が嫌いな人とは次の人を指します
- 保湿をしっかりする習慣がない
- 成分が肌の上に残ってる感じがして不快
- スキンケアが馴染むのが待てない
このような人にこそ試してもらいたいのがETVOS
肌になじみやすいから、嫌われがちなべたべた感がなく、スッと肌になじみます
肌の上に残るべたべたが多いものは、細胞を元気にする「細胞賦活」系のスキンケアに多くなってます
敏感肌の人こそセラミドケアを使ってみるべし
セラミドケアを使うことは敏感肌の人にとって、肌変化が出やすいケアです
肌変化が出やすいからこそ、試してほしいケア方法
どの化粧水がいいか分からない時は、「セラミド」の文字を手掛かりにスキンケアを探しましょう
セラミドスキンケアを上手に使って、肌を本来の保湿力の高い状態に近づけてみませんか?
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