化粧品の出す量、文章でしか書いてくれてないときって、どのくらい出すのがいいのかわかりづらいよね!!!
文章だとわかりづらいですよね。
それになじみのないものが例に出されているとこの量が本当にあってるのかわからず使ってしまって肌トラブルの原因になってしまいます。
使用量が原因で肌トラブルになるなんて損してる気分だよね。
目安の使用量ってわかりにくいようで、実はわかりやすいのです!
見分けるアイテムを使えばわかりやすくなるんやで!
目安の使用量と、その取り出し方について、月間300名以上のお肌の相談を受けてきた元ビューティアドバイザーのコスメコンシェルジュが詳しく解説していきます!
化粧品の使用量って?
細かく分かれている化粧品の使用量の目安の書き方
それではどのようなものがあるのでしょうか?
主に使われる使用量は次の7つ
- 米粒大
- パール粒大
- 小豆粒大
- サクランボ粒大
- 10円硬貨大
- 500円硬貨大
- 500円硬貨より少し大きめ
具体的にはどのくらいの量なのか、順番に見ていきましょう
米粒大 0.3センチ
米粒大で使うものは、肌への効果が高いものに対しての使用量を表すときに使われます。
- アイクリーム
アイクリームはレチノールなど、たくさん使うと肌に刺激になる成分が含まれている時があります。
効果を実感したいからと、多めに使うのは避けましょう。
パール粒 0.7センチ
油分の多いものや、ベースメイクはパール粒大の使用量になります。
- 保湿クリーム
- 化粧下地
- リキッドファンデーション
特にリキッドファンデーションは量を多く塗ると崩れる原因になってしまいます。
もしクマやシミなど、隠したいものがあるときには、コンシーラーやコントロールカラーを使って、カバーしたり気にならなくなるようにしてからファンデーションを塗りましょう。
たくさん塗ることを防げるので、化粧崩れがしにくくなります。
小豆粒大 1センチ
パール粒大ほどでもないけど、量を調整しながら塗り広げるのがおすすめのアイテムの使用量です。
- 日焼け止め
特にノンケミカルの日焼け止めは、性質上伸びが悪く白浮きしやすいです。
小豆粒大を出した後、手に広げて、スタンプを押すように塗り広げていくようにすると、白浮きしにくく伸びが気になりません。
伸びが悪いなら、そもそも伸ばさないようにつければいいだけ!
密着力が高い性質を利用しましょう♪
サクランボ粒大 2センチ
クリームタイプで、摩擦を起こしやすいお手入れ方法の時の使用量です。
- クリームタイプメイク落とし
- マッサージクリーム
メイク落としとマッサージは量をケチってしまうと、肌トラブルの原因になってしまいます。
使うときは思い切って量を出すほうが美肌に近づけます
クレンジングの場合は、洗い流しがないようにしっかり“すすぐ”んやで!
マッサージクリームの場合は保湿になるから気にせんでもええこともあるけどな!
クレンジングの場合はその後の洗顔で洗い残しがないように注意しましょう。
マッサージクリームもべたべた感が気になるときは、クレンジングチーフを使って、丁寧にふき取るのがおすすめ
液体タイプのものは同じ大きさでも1円玉硬貨大と表現される
同じ直径(2センチ)でも液体タイプの時は1円硬貨大と表現されることがあります。
- 日焼け止め
カシャカシャ振るタイプの日焼け止めは伸びがいいので、1円玉硬貨大の量を調整しながら塗るほうが、白浮きしにくくなります。
伸びがええからって、大量に出したら、そりゃ白浮きしまっせ!
一気にたくさん塗るより、適量をこまめに塗りなおすほうが日焼け止めの効果が長く持ちますよ!
10円玉硬貨大 2.4センチ
少し多めに出して使うほうがおすすめの液体のアイテムの使用量によく使われます。
- 部分用メイク落とし
- 乳液
部分用メイク落としは、少ないと摩擦の原因に、多いと目や口の中に入ってしまいます。
片目に10円硬貨大、口元に10円硬貨大の量を出しましょう。
アイメイクとリップメイクを落とすときはポイントリムーバーはコットンに3枚分出す必要があります
乳液は化粧水や美容液の美容成分を肌に閉じ込めるふたの役割。
べたべたするから塗りたくない
化粧水や美容液の効果を減らしてもいいのですか?
使用感が苦手なら、少なくてもいいので、塗るようにしましょう
500円硬貨大 2.5センチ
しっかり使って、角質層に潤いを届けるときの量のたとえで使われます。
- 手使用の際の化粧水
手のひらから化粧水が零れ落ちないくらいの量が、500円硬貨大だと思っていいです
コットンの表面が500円硬貨大だと少ない可能性もあります。
裏側に染みる化粧水の量が500円硬貨大になるようにしましょう。
500円硬貨大よりやや大きめ 3センチ
化粧水をコットンで付けるときの使用量は、たっぷり出すほうがおすすめのため、多めになっています。
- 化粧水
- 収れん化粧水
化粧水の使用量もコットンの裏で500円硬貨大出すときには、表面だと500円硬貨大よりやや大きめくらいの量になります。
大きさで覚えられるのはイメージがつかない時はコットンから指が透けて見えるくらいだと思ってください
また、収れん化粧水も要注意。
収れん化粧水は、少ないと刺激になることも考えられます。
肌を冷やして美容成分を肌にぐっと押し込めるのがメインの目的なのに、使用量が少なくて肌トラブルになってしまうと意味がありません。
しっかり出して、アイテムのチカラを発揮させましょう。
使用量を見分けるおすすめアイテム
使用量ってなかなか意識しててもどうしてもずれてしまうことってあるよね。
どうやったら測らずに適切な量を出せるのかな?
化粧水類を出すとき以外のおすすめは、スパチュラを使うことです!
正確な量を使うことができるし、実は化粧品を清潔に使うことができるアイテムなのです
スパチュラとは、よく美容部員さんが口紅を取ったりする棒のこと。
それではスパチュラを使うとどのようないいことがあるのでしょうか?
使用量がわかりやすくなるから化粧品の効果を感じやすくなる
使用量の見分け方は次の通り。
使用量 | 出すところ | 出す個数 |
米粒大 | 細いほうに少しだけ | 1個分 |
パール粒大 | 細いほう | 1個分 |
小豆粒大 | 細いほう | 1.5個分 |
サクランボ粒大 | 太いほう | 1個分 |
だいたいの量を取り出しやすくなるので、スパチュラは1本あると助かります。
おすすめアイテムを使うといいことだらけ
スパチュラを使うメリットは3つあります。
- 化粧品の正しい使用量を見分ける目安になる
- 化粧品に直接手を触れさせないため、中身の劣化スピードを遅らせられる
- 最後まできれいに使うことができる
店舗ではお客様に化粧品を清潔に楽しんでいただくためにも使ってます。
スパチュラを使うことで、化粧品の使用量を知り、清潔に保つ頃ができます。とくに敏感肌の人には使ってもらいたいアイテム。
特に無添加化粧品の場合、手の雑菌がクリームの中で繁殖しやすくなってしまったら嫌ですよね
手で付ける=すぐ菌が繁殖する、わけではないけど、無添加化粧品は早めに使い切るのがおすすめやで!
化粧品の正しい使用量を知って効果を十分楽しもう
意外と細かく分けられている化粧品の使用量。
パッケージ裏に書いてある適切な量を使って、化粧品の効果を発揮しやすい状態を作りましょう。
意識してもブレてしまうから、スパチュラを使って一定量を使う癖付けはとても大事。
正しい使用量を使って、あなたのきれいを導き出しませんか?
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