赤ちゃんのお世話って大変ですよね
毎日走馬灯のように過ぎていくものだと思います
そんな忙しい毎日でも、一生懸命されている「赤ちゃんのスキンケア」
いったいいつまですべきなのか、悩んでいませんか?
スキンケアのプロであるコスメコンシェルジュがおすすめするのは、「赤ちゃんの保湿は3歳までは続けて習慣にする」こと
では、なぜ3歳までで、尚且つ習慣化すべきなのでしょうか?
赤ちゃんの保湿は3歳までは続けて習慣にすることをお勧めする理由を、毎月300人以上の肌のカウンセリングを行ってきたコスメコンシェルジュが詳しく解説していきます
赤ちゃんの皮膚は繊細だから
最初に、なぜ「3歳まで」と明確に示しているのでしょうか?
その説明をするためには赤ちゃんの肌の薄さについて解説していきましょう
「赤ちゃんの肌は薄い、薄いから傷つきやすい」と聞いたことはありますか?
オトナの女性の肌でも、一番表面に出ている角質層はラップ約1枚分の厚みしかありません
赤ちゃんはその半分
そんな薄さの肌ですから、大人は大丈夫な刺激でも赤ちゃんにはダメージになることも
薄いからこそ、肌を守る機能を高めるのに使うのがスキンケア
赤ちゃんから思春期まで、肌は脂っぽくなったり乾燥したり、大忙しだとご存知ですか?
生まれてから思春期までは皮膚は大忙し
まず、生まれてから生後3ヵ月くらいまではお母さんのホルモンの影響をうけます
お母さんのホルモンで肌を守るため、3か月くらいまでは肌が脂っぽいです
だからこの前後で乳児湿疹が出るんだね
その後だいたい4ヵ月目くらいから思春期に性ホルモンの影響を受けるまでは乾燥する時期に入ります
この時期が生涯で1番乾燥する時期ともいわれています
思春期になると、性ホルモンの影響を受けて皮脂の分泌が増えます
皮脂の分泌は皮膚を保護する皮脂膜を作るためにも必要不可欠!
皮脂膜を作れるようになるため、皮膚のバリア機能は強化されていくのです
皮脂の分泌が盛んで毛穴まで詰まってしまうのは思春期ニキビなのです!
3歳までは赤ちゃんの肌だと思おう
赤ちゃん、というとだいたい1歳までを指すのが一般的ですが、肌の場合は3歳まで
基本の肌は3歳までに作られると言われています
赤ちゃんのスキンケア
3歳になると大人の皮膚の厚さと変わらなくなると考えられます
なので、スキンケア類も赤ちゃん用と書かれているものを3歳までは使ってあげるほうがおすすめ
3歳を過ぎても、赤みや湿疹が出やすかったりする場合は赤ちゃん用を継続して使用してみたり、防腐剤無配合のスキンケアを使ってみることをおすすめします
3歳以下でスキンケアをやめた人でも、今から再開しても遅いことはありません
しっかり保湿して肌のバリア機能アップしてあげましょう
習慣化すると大人になってから乾燥肌で困らない
BA時代に苦労したこと、それは新しい習慣を提案してもなかなか定着しない!
BA時代の取り組み商品に、洗顔後すぐに美容液を付ける商品がありました
肌結果はすぐ出るものの、なかなか定着せず……
オトナになってから新しい習慣をつけるのは、なかなか難しいのだな、と痛感
その時に、三日坊主のすばらしさに気付きました!
だって3日も続くんですよ!
「子どもの時のクセって治りにくい」を逆手に取る
逆に、「子どもの時からのクセを治したいけど、なかなか治らない」はよく聞きませんか?
保湿はクセではないですが、クセってある意味ルーティーン化しているもの
それなら子どものうちにしっかりルーティーンにしておいたほうが、大人になって保湿を習慣にするより定着しやすいのではないでしょうか?
実際のカウンセリングでも、乾燥しているのが普通だった人ほど乾燥がひどいのに、どうしても忘れて続けられない、という人が多かったのです
あかぎれする、さかむけがひどい、と不便さが深刻になると、改善するまで時間がかかるのにね!
ケアの後回しは時間の無駄遣いと考えるほうがベターだよ!
だからこそ、嫌がられても保湿をしっかりすることで、大人になったときに保湿を嫌がらなくなりそう!
オトナになったときにお子さんが困らないためにも、どんなに嫌がられても保湿をするのがおすすめなのです
子どもの未来のために大人ができること
このように、子どもの時にしっかり保湿することで、大人になったときに乾燥肌で困るリスクを下げることができます
このように赤ちゃんの保湿は、将来の肌質だけでなく健康にも大きな影響を与えると考えられています
嫌がられて心が折れる親御さんも多いと思います
しかしお子様の肌のためだと思って、嫌われる勇気をもって保湿してみてください
おすすめの保湿剤はこちらで紹介しています
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