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1月に肌をボロボロにしない!原因対策をコスメコンシェルジュが解説

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1月は小寒、大寒と寒さが厳しくなる季節

BA時代、お客様と年始の挨拶とともに必ず行われていた会話はこれ

さんちー
さんちー

寒くなってきましたが、肌調子はいかがですか?

年末年始忙しくて……
乾燥がやっぱり気になる……
毎年この時期は肌荒れしちゃう

それもそのはず、1月は肌がボロボロになる理由が盛りだくさん!

もし適切に対策をしていなかったら、かさつきが長引くのはもちろんのこと、春先に肌荒れがひどくなってしまいます

しかし何か一つでも対策をとることで、肌がボロボロになりにくくり、起きても早く回復できます

さんちー
さんちー

去年この時期の肌荒れが気になるといわれてたので今年は取り入れられる対策をしてみてもらえませんか?

そう12月にお願いしていたところ、1月にお会いしたときにはこんな返答が

今年は言われたこと少しだけ気を付けてたんだけど、やっぱり乾燥が違うかも!
できることを増やすって大事かもね

こんな風に改善できた人も多くいました

この記事の内容
  • 1月に肌がボロボロに理由
  • 1月に起きる肌荒れの対策

1月に肌がボロボロになる理由とその対策について、月間300名以上のお肌の相談を受けてきた元ビューティアドバイザーのコスメコンシェルジュが詳しく解説していきます!



1月に肌がボロボロになる理由

理由は次の4点です

  • 気温・湿度ともに年間で1番低い
  • 寒暖差による肌荒れが起きやすい
  • 年末年始の生活リズムの影響が出る
  • 「温度」が高い

気温、湿度ともに年間で1番低い

日本の気温と湿度の変化(気象庁のデータを参照)

グラフの1月を見ると、気温・湿度ともに1番低くなっています
これは肌にとって過酷な環境である証拠

資生堂の実験によると、皮膚温が下がることによって、体内の熱を逃がさないように血流量が減ってしまいます。肌に必要な酸素や栄養の供給が減ってしまい、細胞活性力が低下してしまいます

細胞がしっかり活動できないということは、ターンオーバーが乱れ、ハリダウンやキメが乱れ、透明感までも下がってしまうのです
気温が肌のチカラを爆下げしてしまう、ということ

また、湿度も肌にとって快適な65~75%以下になる日が多くなります

湿度が下がると肌の中の水分が空気中に蒸散してしまいます
1月は皮脂の分泌量が低い時期なので、水分蒸散をしないように油膜を作ることも難しくなってます

水分が蒸散しやすい+蒸散しないように油膜を張れない=肌の中は乾燥しやすい、という厳しい環境が簡単にできるのです

寒い・湿度が低い、と肌にとって十分過酷な環境とも言われてますが、さらに過酷な環境にしているのは、「暖房による寒暖差
どのように悪影響を与えているのでしょうか?

寒暖差が大きい

寒くなったら暖房を使いますよね
そのため室温と気温とでは大きく差が生まれることがあります

資生堂は、寒暖差(温度低下刺激)により肌のバリア・保湿機能に重要な酵素のひとつであるカスパーゼ14が減少し、肌荒れの原因となることを発見しました。従来、季節の変わり目に生じる肌の不調は自律神経の乱れなどに起因すると考えられていましたが、今回の発見では寒暖差が直接的に肌に悪影響をもたらす要因であることを解明しました。

資生堂、寒暖差が直接的に肌荒れを引き起こすメカニズムを解明

気温と湿度と絡めると次のようになります

  • 細胞の能力を下げるよ
  • 水分蒸散しやすくなるよ
  • 保湿の酵素少なくして、肌がボロボロになりやすくなるよ

このように肌にとって最悪な状態がそろってしまうのです

年末年始の生活リズムの乱れが出始める

肌の生まれ変わりの理想は28日
しかし実際には「年齢+10日」かかるといわれています

30歳の人なら「30日+10日」=40日かかる、ということ

つまり年末年始の生活リズムの乱れの分は1か月後くらいから、「肌荒れ」として出てきます

25日から10日間リズムを崩れさせてしまった24歳の場合

「24+10」=34日
1/28頃を境に肌荒れし始める

ターンオーバーが理想的だった場合、1/22から出始めてしまうのです

恐ろしいことにダメージが出始めたら、その間に生まれる肌にも外的刺激が伝わりやすくなります
つまり、「その日を境に肌荒れがしやすくなる可能性が高まる」ということ

季節という厳しいフィールドで、武器がどんどんボロボロになっていくようなもの
ゲームなら武器の交換をすればいいですが、肌は交換できません

このように肌にとって厳しさしかない、冬の寒さ……

実は身近なものの「温度」が高いことも関係してきます

「温度」が高い

寒い時期に1度は必ず裸になる入浴
寒いから「お湯」の温度を上げてしまいがちなのです
入浴するときの平均的な温度は36~42度と言われています

お風呂につからない人ならシャワーの温度が高くなりがち
シャワー派の場合、湯船に使うときと比較したら、体の深部の体温が上がりにくいのです

深部体温が低いと寒さも感じやすくなり、人によってはさらにシャワーの温度も上げやすくなります

人間の皮脂は36度を目安に溶け出てしまいます
つまり、熱いお湯に肌が触れれば触れるほど皮脂は溶け出てしまいます
皮脂と湯温の関係はこちらの記事をご覧ください

皮脂が溶け出ると、皮脂膜がはれなくなるので、肌は乾燥してしまいます

さらに、乾燥してバリア機能が低くなっている肌をゴシゴシ洗うことにより、さらにバリア機能が弱くなり、乾燥を悪化させてしまいます


このように季節や環境によって肌が乾燥しやすくなっているのが1月の肌状態

  • 気温・湿度ともに年間で1番低いから、肌のチカラが弱くなりやすい
  • 寒暖差による保湿酵素の一つが減少し、肌荒れが起きやすい
  • 年末年始の生活リズムの影響が出はじめる
  • お風呂やシャワーの「温度」が高いから乾燥しやすい

それではこれらのトラブルをどのように解決するのが良いのでしょうか?

1月に起きる肌荒れの対策

それではこれらの原因に対してどんな対策を行うのが良いのでしょうか?
おすすめの対策はこの通り

  • しっかり補給する
  • ミストでチャージする
  • 栄養バランスをサプリで摂る
  • 「お風呂」に変化を与える

しっかり補給する

補給するものにも2種類あります

  • 油分
  • 暖かさ

ではなぜこの2種類なのでしょうか?

油分の補給をする

肌の上には水分(汗)と油分(皮脂)が層になったうるおい膜(皮脂膜)が作られています
水分の補給は思いつきますが、なかなか油分の補給はできてないことが多いです

油分の補給ができるアイテムは次の通り

  • 乳液
  • クリーム
  • 美容オイル

この中でも取り入れやすいのは乳液
乳液は水分も補給でき、使う人も多いアイテムなので、量の見直しがおすすめ
どうしてもべたべたが気になるときは、美容オイルを少し入れ込んでみましょう

顔全体に均一に塗るのもいいですが、皮脂は分泌量が部位によって違います
なので皮脂分泌が少ない部分にしっかり塗って、皮脂分泌が多い部分には乾燥によるニキビが気になるように塗るようにしましょう

塗るおすすめの順番はこちら

  • ほほ
  • あご
  • Tゾーン

目に入らないように、目の周りは慎重に塗るようにしましょう

目の周りは垂れたら危ないので、クリームの剤型のものを塗布するようにしましょう
成分が高濃度になってるアイクリームがおすすめです

「暖かさ」の補給をする

どれだけ頑張ってスキンケアしても、皮膚温が低下することで細胞活性化が低下するならば、やはり「暖かさ」を補給をするのがおすすめ

暖かさの補給でおすすめするのは次の2つ

  • フェイシャルマッサージ
  • ホットタオル
フェイシャルマッサージがおすすめの理由
  • 圧をかけることで血流が良くなる(ホースを狭めたら勢いよく水が出るのと一緒)
  • 顔にある毛細血管を強化できる(血流を助けることで流れが良くなる)

→血液が流れやすくなって皮膚温が上がりやすくなる

体のエネルギーを届けるのは血液の役割
その血液を届ける血流を改善することで、皮膚温が上がるとともに栄養も届いて、結果として美肌に近づいていくのです

お風呂に入ったときにマッサージできる、このクリームこそ1月にオススメ
ついで美容ができるのでお風呂に一つ置いておけば忘れずにマッサージできるアイテム

ホットタオルがおすすめの理由
  • 手軽にできる(レンジでチン、お風呂のお湯を活用する)
  • 摩擦による皮膚刺激を避けることができる
  • いつでもできる

ホットタオルはスキンケアの合間にしても、メイクの上からでもできる優れたケア方法
タオルと温めるものさえあれば気軽にできます

このようにスキンケアで美容成分を与えることも大事ですが、いかに美容成分が届きやすい環境を作るのか、も大事になってきます

ミストでチャージする

メイクをしてたらなかなかうるおい補給って難しい

さんちー
さんちー

ミスト状のものはメイクの上からでも使えるものが多いのです

ファンデーションを保湿タイプにすることで、メイクをしている間、ずっと保湿をすることが可能なものもあります
しかしそれだと、「乾燥してると感じた時」に「乾燥を感じたところ」にケアすることはなかなか難しいものも……

それならミスト状の化粧水や美容液を使ってうるおいを「乾燥を感じた時」にすぐ対応してもらうのがおすすめ
ミスト状の化粧水なら圧倒的にアベンヌがおすすめ

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ミストでうるおいチャージしたときの注意ポイント
  • 一度で終わらせようとしない(一度にするとメイクが浮いてヨレの原因になる)
  • 肌の上で手を滑らせず押さえるだけ(滑らせることでメイクも滑る)

うるおいをチャージしたときに一緒にメイク直しもできたら最高ですが、実際生活してたら無理なので、そんなに気にしなくてOK!

メイク直しの時にはうるおいをチャージしてからのほうが、メイクのノリも持ちもよくなりますよ✨

栄養のバランスをサプリで摂る

年末年始、食生活のバランスを崩したくないから、と食べるものを制限するのはなかなか難しいですよね
それなら自分一人だけでも対応できるビタミン剤を頼るのも手

「マルチビタミン」を摂ることで、栄養バランスを整え、取り入れた必要な栄養をしっかり吸収しやすくなるのです

栄養は樽の中に入っていくようにイメージしてください
少しでも樽に低い部分があると、画像のように流れていく部分があるように、水も流れ出てしまうのです

栄養バランスをとることで肌のテカリやかさつきを防ぐことができます

肌と栄養のバランスについてはこちらの記事もご覧ください

「お風呂」に変化を与える

気温が低い時期に「ぬるめのお湯」につかることは無理なことが多いと思います
だって寒いから熱めのお湯にしてしまいますからね

それならお湯の温度の調整をするよりは、洗うことをやさしくすることのほうが簡単かもしれません

「泡」は超重要

「泡」は洗うときに必要不可欠
泡をしっかり作って洗うようにしましょう

「洗顔は泡が大事」と言いますが、それは髪でも体でも変わりません
洗顔の泡立て方は「洗顔の泡立て方は性格で決めよう!性格別おすすめ泡立て方法5選」をご覧ください

洗う部位と泡の活用法

顔……泡を顔に垂直に押し当てる

髪……泡で髪を覆う

体……泡を体の上で転がせる(肌との距離感を保ちながら手をスライドさせる)

意外と難しいのが体の洗い方
ゴシゴシしがちですが冬の間、特にすねやひじのような「粉をふきやすい部分」は最新の注意を払いながら洗いましょう

逆に背中のような手の届きにくい部分はごしごしなってしまってでも洗ってしまうのがおすすめ

「炭酸入浴剤」を使う

体温の維持のために血流が下がってしまうのなら、そもそも体温を上げる対策をしてしまうのがおすすめ

その中でも炭酸の入浴剤は市販品も多いので取り入れやすいアイテム

炭酸入浴で血行が良くなるメカニズム
  • 体内の二酸化炭素が増える

    炭酸の湯船に入ることで、皮膚から二酸化炭素を吸収する

    そうすることで体内の二酸化炭素濃度が上がります

  • 二酸化炭素濃度を下げようと体が反応する

    一定だった二酸化炭素濃度が急激に増えることで、からだは二酸化炭素濃度を下げようとします
    二酸化炭素を素早く回収するために血流が改善する

二酸化炭素濃度を下げようとした結果、血流が良くなるのです
炭酸ガスパックも同じ理論を活用しています

美肌にするなら炭酸ガスパックのほうが効率的じゃない?

ツッコミ
ツッコミ

肌だけなら確かに炭酸ガスパックのほうが効率的!
でも炭酸ガスパックは刺激が強くて使えない人も多いから、入浴のほうが取り入れやすいかな

さんちー
さんちー

ちなみに私は炭酸ガスパックの弱めのやつでもチリチリして我慢できなかったの……

使える・使えないの問題点を考えるなら、やっぱり入浴剤を活用して全身の血流を上げるほうがおすすめ
暖かさのチャージもできるので、お湯の温度を上げすぎないでおける可能性も!


このように厳しい冬だからこそ、取れる対策は実に様々

  • 「油分」と「暖かさ」をしっかり補給する
  • ミストで「感じた時に」「感じた場所に」うるおいをチャージする
  • 栄養の受け皿を大きくするように栄養バランスをサプリで摂る
  • 泡と炭酸入浴剤で「お風呂」に変化を与える

まとめ 「去年より荒らさない」を目標に

1月は気候や行事の影響で肌がどうしてもボロボロになりやすい月

1月に肌がボロボロになる原因
  • 気温・湿度ともに年間で1番低いから、肌のチカラが弱くなりやすい
  • 寒暖差による保湿酵素の一つが減少し、肌荒れが起きやすい
  • 年末年始の生活リズムの影響が出はじめる
  • お風呂やシャワーの「温度」が高いから乾燥しやすい

特に寒暖差や生活リズムの影響は自分ではどうしようもない部分

1月に起きる肌荒れの対策
  • 「油分」と「暖かさ」をしっかり補給する
  • ミストで「感じた時に」「感じた場所に」うるおいをチャージする
  • 栄養の受け皿を大きくするように栄養バランスをサプリで摂る
  • 泡と炭酸入浴剤で「お風呂」に変化を与える

取り入れやすいものから取り入れて、肌にダメージを貯えないようにしましょう

「原因がこれだから、それに対応した対策を」も大事ですが、ハードルが高くて取り入れられないと感じてしまうほうが危険!
それなら「できることからコツコツと」が1番美肌力を損なわずに済みますよ

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