あなたはシャンプーの時間配分は、シャンプー液を付けて頭皮を洗うのに時間の8割を使っていますか?
実はそれだと惜しいのです!
しっかり泡立てることは髪のダメージを最小限に抑えることができます
しかしシャンプーは髪を洗うのではなく、地肌を洗うもの
手だって顔だって肌を洗うときにはしっかり泡立てて洗いますよね
それは頭皮だって同じこと
シャンプーをしっかり泡立てないと髪へダメージを与えてしまいます
髪のダメージは種類によっては髪を切ったり、トリートメントをしたりホームケアでは難しい場合があります
またしっかり泡立てないと頭皮にシャンプーが大量につき、かゆみやふけの原因にもなってしまいます
髪のダメージだけでなく、頭皮のダメージを少なくするためにもシャンプーの泡立ては重要
シャンプーを適量使うことでシャンプーをしながら、髪のダメージを減らせるようになるのです
ダメージを減らすことでツヤのある髪に近づきやすくなります
この記事の内容
- シャンプーの適量の見分け方
- シャンプーの泡立て方
なぜ泡立てが髪を洗うときに重要なのか、泡立てる順番とともに、毎月300人以上の肌のカウンセリングを行ってきたコスメコンシェルジュが詳しく解説していきます
シャンプーの適量の見分け方
ではシャンプーの適量とはどのくらいのことを指すのでしょうか?
- シャンプーの適量とは
- 目安量
- 適量より多い弊害
- 適量より少ない弊害
順番に解説していきましょう
シャンプーの適量とは
適量の表現って一番難しいよね……
どのくらいの泡立ち方がいいのかもわかんないし
髪の場合は、髪の量や頭皮の状態、スタイリング剤の有無で変わってくるのです
確かにスタイリング剤使った時はなかなか泡立たないもんね
適量というのは「泡立てた時に髪や頭皮に泡がいきわたる量」のこと
髪の量や頭皮の状態(皮脂が多いのか乾燥しているのか)は、あまり日によって変わることはないと思います
一番変わりがあるのはスタイリング剤を付けているかどうか
スタイリング剤も、がちがちに固めるようなものだとどうしても泡立ちにくくなります
なので日によって変えるのがベスト!
目安量
日によって変えるのがベストといってもおおよその目安量を知っておくと迷わないですよね
長さ別に目安量を分けてみましょう
髪の長さ | 押す回数 |
男性 | 1回 |
ミディアム (顎から肩) | 2回 |
セミロング (肩からわきの下) | 3回 |
ロング (わきの下より長い) | 4回 |
髪の長さが伸びるたびに押す回数を増やしていきましょう
一度にとると手からあふれ出てしまう人は分けてとるようにしましょう
この量を基準に使って見て、泡が多いと感じたら減らす
泡が少ないと思ったら増やす、と調整をしてみてください
シャンプーが目安量より多い弊害
適量より多いと次の弊害が起きます
- 泡立ちが良すぎて流すのに時間がかかる
- 流すのが不十分だとかゆみの原因になる
- 頭皮マッサージがしにくくなる
このようにシャンプーが頭皮に残りすぎたり、マッサージの邪魔になったりします
そのことにより頭皮環境を改善することがむずかしくなります
つまりシャンプーが多いと「無駄」につながってしまいます
それでは少なかった場合はどのような弊害があるのでしょうか?
シャンプーが適量より少ない弊害
少なかった時の弊害は次のようなことが起きます
- 本来の目的の「頭皮を清潔にする」がかなえられない
- 髪の摩擦が起きダメージを促す
このように本来の目的もかなえられず、ダメージを促すことになってしまいます
いいところが全くない状態なので、頑張って高いシャンプーを使うよりは適切な価格帯のシャンプーを適切な量使うほうがいいことがわかります
このようにシャンプーを適量使うことは頭皮環境を整える上で重要になっています
- シャンプーの適量とは泡立てた時に髪や頭皮に泡がいきわたる量のこと
- 目安量は長さによって押す回数が増える
- 適量より多いのは無駄
- 適量より少ないともったいない
適量とれたから、「さあシャンプー開始!」と思っているあなた!
実はすぐ洗うよりも、もうひと手間かけたほうがおすすめです!
シャンプーの泡立て方
いきなり髪につけたくなりがちですが、髪にいきなりつけると頭皮にシャンプーがついてしまい、かゆみやふけの原因になることも!
頭皮トラブルを避けるためにもぜひ泡立てましょう!
泡立てる方法にも2種類あります
- 手で泡立てる
- 髪で泡立てる
なお髪で泡立てるのは髪が長い人向けです
髪が短い人は手で泡立てるので十分になります
手で泡立てる
ハンドソープや洗顔をするときに手に石鹸をなじませるように、シャンプー液を手でこすり合わせましょう
このひと手間を入れることでシャンプー液の泡立ちがよくなります!
泡立ちがよくなることで、髪同士の摩擦を防ぐことができ、ダメージの予防ができるのです
洗顔みたいに濃密な泡を立てる必要はありませんが、泡の気泡が確認できるくらいには泡立ててください
泡立ったら頭の上で指の間にも泡を広げてください
その後、髪につけましょう
髪を使って泡立てる
髪の長い人だと手で泡立てただけだと頭皮や髪全体に泡がいきわたるのは難しいでしょう
なので、その長い髪を使って泡を立てて、同時に髪全体に泡を広げましょう
うなじから頭頂部にかけて、髪をすくいながら手を動かしていきましょう
そうすることで、シャンプー液が空気と予洗いの時につけた水気で泡立ちやすくなります
だいたい5~10回くらい、この動作をすることで十分な泡が立つはずです
泡が立ってきたら、髪の上から同じ動作をしてください
このように長さによって泡立て方法を変えましょう
- 髪の長さ関係なく手で泡立てる
- 髪が長い人は髪でも泡立てる
それではいよいよ洗っていきましょう!
洗う=泡立て
シャンプーも洗う行為
手洗いも洗顔も泡が大切、と言いますが、それはシャンプーだって同じこと
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