2月は肌荒れが目に見えて気になる時期
ダメージを回復しないと春先にかさつき・粉ふきをして、かゆみや不快感を感じてしまいます
しかしこの記事を読んで適切なケアをすると春先にダメージが気になりにくくなります
店頭でお客様に全く同じアドバイスをしていましたが、アドバイス通りスキンケアを行っていただいたお客様の感想は次の通り
毎年あんなに肌荒れが気になってたのがウソみたい!
今年はなんだか春もあれずに済みそう
あなたも肌荒れを気にしない春を楽しみたくないですか?
- プレ洗顔を行って守備力を上げる
- W洗顔は摩擦レスに
- 保湿アイテムは「変えない」
- UVケアは必須
2月のスキンケアのポイントについて、月間300名以上のお肌の相談を受けてきた元ビューティアドバイザーのコスメコンシェルジュが詳しく解説していきます!
プレ洗顔を行って守備力を上げる
プレ洗顔?初めて聞くけど何それ?
美肌のために2月にはとても重要なプレ洗顔
いったいどのようなものでしょうか?
- プレ洗顔とは「メイク落とし前にする汚れ落とし」
- プレ洗顔のやり方
- プレ洗顔は「花粉ダメージを減らせる」
- 花粉が肌に近づかないことも大事
プレ洗顔とは「メイク落とし前にする汚れ落とし」
プレ洗顔の目的は「メイクを落とさずにメイクの上の汚れを取り除くこと」
メイクの上には花粉や黄砂、PM2.5など肌が反応するものがたくさんつきやすくなります
メイクは帰ってすぐ落とすから問題ないわ
みなさんそうなら問題ありません
しかし、帰宅後って結構忙しくないですか?
- 料理
- 洗濯物の片づけ
- 子どものお世話
- 習い事
- 宅配便の対応
最近ではオンライン飲み会なども増えたため、家に帰ってすぐ素肌になれない人も多いのではないでしょうか?
プレ洗顔したら、肌が潤うからメイク直しも簡単になっておすすめやでー
プレ洗顔のやり方
やり方はいたってシンプル
- ステップ1保湿効果のあるスプレーを軽く吹きかける
全体が濡れる程度吹きかける
- ステップ2ティッシュを顔に載せる
- ステップ3手で垂直にティッシュを抑える
手をスライドするとメイクがヨレるので、スライドはさせないようにしましょう
目的はメイクを落とすことではなく、メイクの上の汚れをティッシュに吸収してもらうこと
時間が取れる方はこのままメイク落としをしてもよし
この後予定があってメイクを直したい人は、このままメイク直しをしましょう
肌が潤ってるほうがメイク直ししやすいし、メイク持ちもいいんやで!
プレ洗顔は「花粉ダメージを減らせる」
プレ洗顔をすることによって、アレルギー物質がキメの中に入り込んでしまうことを防いで、アレルギー反応による肌荒れを防ぐことになるのです
入り込んでしまう肌のキメの溝(皮溝)の深さと幅はどれくらいなのでしょう?
皮溝の深さ:約0.2~0.3ミリ
皮溝の幅 :約0.2ミリ
SeP・TeM 肌のキメ 皮丘と皮溝
花粉の大きさはどれくらいなのでしょうか?
スギ花粉の大きさはだいたい30~40マイクロメートル※くらいであるのに対して、ヒノキの花粉の大きさはスギ花粉より一回り小さい25~35マイクロメートルくらいであると考えられることになります。
花粉の大きさはどのくらいなのか?スギやヒノキなどの花粉症の原因となる代表的な20種類の花粉の大きさの比較
つまり皮溝の中には花粉が詰まりやすい、ということ
さらに皮溝は乾燥すると広がってしまい、肌状態によってはさらに花粉がたくさん詰まることも
詰まりやすいなら、できるだけ早く取り除いたほうがいいです!
メイクを落とすわけではないので、目的地に着いたらプレ洗顔を行うのがおすすめ
プレ洗顔を肌の鎮静効果があるものでできたら最高です
おすすめはアベンヌウォーター
花粉が肌に近づかないことも大事
そもそも花粉が肌に近づくからプレ洗顔が必要になります
ということは花粉が肌に近づかなければ、プレ洗顔する必要も格段に減るのです
IHADA アレルスクリーン
イオンのチカラで肌に花粉・ウイルス・PM2.5をブロックすることができます
ミストで簡単にできるので、毎年売り切れてしまう人気商品
効果を持続させるためには約4時間おきの使用がおすすめ
アレルブロック 花粉ガードスプレー
同じスプレータイプでも1日1回でいいタイプ
付け直しが難しい方やお子様に最適な処方となっています
ハウスダストも防げるので、アレルギーに悩んでいる人にピッタリの商品
dプログラム アレルバリアエッセンスBB
花粉を寄せ付けない+BBで肌をきれいに見せる効果があるアレルバリア
いろいろつけるのがめんどくさいときには、アレルバリアエッセンス1つで済ませるのも手
- プレ洗顔とは「メイク落とし前にする汚れ落とし」
- プレ洗顔は「かける」「置く」「抑える」
- プレ洗顔はメイクを落とさずに「花粉ダメージを減らせる」いつでもできる方法
- 花粉が肌に近づかないアイテムをつかうこともおすすめ
W洗顔は摩擦レスに
W洗顔は肌の汚れを落としながら、保湿アイテムの浸透を高めるために大事なプロセス
肌のダメージが厳しいときこそ
- いかにやさしく汚れを落とせるか
- いかに肌の回復力を妨げないでいられるか
この2点が重要になってきます
- メイク馴染のクレンジングを使う
- 洗顔こそ「優しく丁寧に」
- 肌の回復力を下げるのは「洗顔」
メイク馴染のいいクレンジングを使う
メイクが馴染まないから手をくるくる動かしてしまうのがメイク落とし
くるくる動かせば動かすほど、肌のダメージになる可能性が高いのです
また、水クレンジングやふき取りクレンジングもメイクに十分なじませてないと「こすり」の原因になってしまいます
「めんどくさいからメイク落とさない」は肌荒れへの近道だから、それだけはなし!
摩擦レスのメイク落としを心がけるときほど「なじませる」のが重要
こすらなくてもメイクが落ちるクレンジングを使うのもおすすめ
洗顔こそ「優しく丁寧に」
特に男性!こすりがちな人が多い!
肌はショートケーキだと思って優しく丁寧に扱いましょう
やさしく丁寧な洗顔とは次の通り
洗顔の泡は量を重要視されがちですが、質が大事!
空気を含みすぎると、どうしても泡が洗顔してる間に消えてしまいがち
洗顔の泡をしっかり作るためにも、自分の性格に合った泡立て方がおすすめ
洗顔の泡立て方法については「洗顔の泡立て方は性格で決めよう!性格別おすすめ泡立て方法5選」をご覧ください
細かい泡を立てることができたらこする必要はありません
毛穴より洗顔の泡のほうが細かくなるはずだからです
細かい泡を立てることができたら、手を顔に対して垂直方向に動かしましょう
垂直方向に動かすことでこすってしまうことを防げます
洗顔で気にされるのは泡立て方や洗い方のほうが多いのですが、実はすすぎ方も重要
シャワーですすぐ人が多いのですが、摩擦になってしまい、乾燥したり毛穴が広がってしまったりします
ポイントは32度くらいの流水を手ですくって、30回ほど流すこと
洗顔のすすぎ方については、「シャワーで洗顔するのはなぜNG?美肌のための洗顔に大切な2つの事」をご覧ください
顔を洗ったら水分をぬぐいますが、気を付けたいのはこのぬぐい方
ここでも水分をぬぐうためにタオルやペーパータオルを顔に対して垂直に押し当てましょう
肌の回復力を下げるのは「洗顔」
実はこする危険性が高いのが「洗顔」
洗顔のときにこすってしまうと、いくら保湿ケアを頑張っても効果が出ません
肌はラップ1枚分の薄さの角質層でうるおいを守ってます(バリア機能)
角質層の働きは次の通り
- 肌のうるおいをまもる
- 肌にダメージを入れない
肌を守るチカラを担っている角質層だからこそ、大事に育てていくことが大切
大事に育てることで、肌の回復力を高めていけるのです
- メイク馴染のクレンジングを使って、できるだけこすらないようにしよう
- 洗顔こそ「優しく丁寧に」行おう
- 肌の回復力を下げるのは「洗顔」だからこそ、やさしく丁寧に行うのが重要
保湿アイテムは「変えない」
乾燥が気になるってことは化粧品が合ってないからでしょ?なんで変えちゃダメなの?
確かに合ってないから満足してないのかもしれません
でも合わないからと変えてしまうのは肌荒れのリスクを上げるだけですよ
化粧品を変える=肌にチャレンジをお願いする、ということ
疲れているときに何か頼まれるって、少し負担に感じませんか?
スキンケアを2月に変えるのは、疲れているときに何か頼まれているのとまったく同じこと
- 肌荒れした時に判断しにくくなるため
- 乾燥するときは「量を増やす」
- コットン使用から手使用に変えるのもあり
肌荒れした時に判断しにくくなるため
肌荒れには2種類あります
- 化粧品が原因
- 気温や湿度・生活リズムなど、環境が原因
どちらが原因か判断している間に肌荒れは進行してしまいます
肌荒れの原因を早くわかるようにするためにも、この時期の新しい化粧品はお勧めしません
バリア機能が低い時だからこそ、新しい化粧品を使うことでお肌はびっくりしやすく、炎症を起こしやすい可能性も
気温が低く血行が悪くなりやすい2月
65~75%の湿度が肌にとって快適な湿度と言われてますが、2月の平均湿度は下回りがち
肌にとって過酷な環境であるからこそ、環境が要因で肌荒れもしやすくなるのです
判断がつきづらいからこそ、原因を判断するために新しい化粧品にチャレンジしないことがおすすめ
乾燥するときは「量を増やす」
でも乾燥しやすいからこそ、新しいものが試したくなるよね?
どうやって乾燥対策するのがおすすめなの?
使用量を増やしてみましょう
そもそも適量を使えてますか?
寒い時期はどうしても乾燥しやすくなっています
部屋の湿度を上げるために加湿器を使う人が増えますが、お肌の湿度(うるおい)を増やすこともおすすめです
お肌のうるおいを増やすために大切なのは化粧水を適量使うこと
実は適量を使えていない人が多いのです
お肌の適量とは手の甲の第一関節付近で肌に触れた時ひんやりする量のこと
ひんやりするのは、肌がうるおいで満たされているからです
化粧水の適量の見分け方については「【化粧水の適量】肌に必要な化粧水の量を見分けるたった1つの方法」をご覧ください
コットン使用から手使用に変えるのもあり
コットンは肌の上を滑らせるものだからこそ、肌に対してダメージになる可能性があります
この時期だけ手使用に変えて「スキンケアを置く」のも一つの手
化粧水が少ないことでダメージになってしまいます
それなら、ダメージの原因であるコットンを使わないのも手段の一つ
使ってる化粧水がどの方法で付けるのがあってるのか見分ける方法は「手?コットン?最適な化粧水のつけ方を見破るたった一つの方法」をご覧ください
手で化粧水をつけるときにも「塗る」のではなくスキンケアを飲ませるように置いてハンドプレスしましょう
塗ろうとするとどうしてもチカラが強くなって、摩擦の原因にもなってしまいます
それならスキンケアを飲ませるようにじっくりハンドプレスするのも一つの方法
ハンドプレスの方法については「アイクリームを使う前に!いつものケアで目元のたるみにアプローチ」をご覧ください
- 肌荒れした時に判断する前に肌荒れがひどくなるので新しいスキンケアは試さない
- 乾燥するときは「量を増やす」ことで保湿力を高める
- コットン使用だと摩擦になることもあるから手使用に変えてじっくりなじませるのもあり
UVケアは必須
日焼け止めは年中必要ですが、このバリア機能が低いときには特に重要
日焼け止めを使わないで2月に過ごすことは寒い日に半そで半ズボンで外に立っている状態
想像するだけで寒そうですが、このくらい肌にとっては過酷な環境なのです
- 紫外線が肌に多く届く時期
- 「しわしわ」の原因はUV-A
- 日焼けは肌のまもるチカラを下げる
紫外線が肌に多く届く時期
2月は肌のバリア機能が弱い時期
そんなときにも紫外線は降り注いでます
バリア機能が弱っているということは、肌の中まで紫外線が入り込みやすいということ
2月は紫外線量自体は多くありません
しかし肌の中に入りやすくなっているからこそ、しっかり防御しましょう
UV-Bはシミの原因になる紫外線
シミが気になる人は、紫外線の影響を最小限に抑えるためにも日焼け止めを使いましょう
「しわしわ」の原因はUV-A
しわの原因の一つの紫外線
しわの原因の紫外線はUV-Aと言います
UV-Aは弾力に関係する真皮にダメージを与えてしまいます
コラーゲンやエラスチンが肌を支えられなくなるから、しわとなってしまうのです
年間で降っている量は次の通り
UV-AはUV-Bに比べ物にならないくらい降り注いでいるのです
シワシワになりたくない人こそ、しっかり付けたいのが日焼け止め
UV-Aを防ぐ指標はPA
プラスが多いほど強力なのです
日焼けは肌のまもるチカラを下げる
日焼けをすると肌は乾燥してしまいます
乾燥すると肌はバリア力が弱くなり、肌の奥までダメージを入れ込んでしまいます
そうすると新しく生まれてくる肌にもダメージが与えられてしまいます
ダメージを受けた新しい肌は、十分な成長をできないまま肌になります
十分な成長をできてない肌はさらにバリア機能が弱いのです
弱い肌への悪循環を作るのが紫外線なのです
そんな悪循環を断ち切るためにも紫外線ケアはとても重要
紫外線の役割については「【シミだけではない!】日焼け止めが春夏秋冬必需品の3つの理由」をご覧ください
- バリア機能が弱くなっているので紫外線が肌に多く届く時期
- 「しわしわ」の原因は肌の奥までとどくUV-A
- 日焼けは肌のまもるチカラを下げるから紫外線ケアは重要
まとめ 守りを徹底して回復力を高めよう
2月は肌にとって過酷な環境で、肌荒れをしやすい時期
春先のダメージを感じさせないためにも2月のお手入れを一緒に頑張りましょう✨
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